アキラの読書:寄生獣
寄生獣
ある日、空からやってきた正体不明の寄生生物。
高い知能を持ち、刃物等の自由な形に変形できるこれらの寄生生物は、動物に寄生して頭をのっとり、日常生活に紛れ込み、「この種を食い殺せ」という命令に従い、寄生した種を捕食していく・・。
主人公の泉新一は平凡な高校生。
ある日、その寄生生物に寄生しかけられるが、その寄生生物は頭を奪うことに失敗、代わりに右腕をのっとられる。以降、「ミギー」と名づけられたその生物と共生する新一の生活がはじまった・・。
生きるために人間を食べる寄生生物たち、彼らは1~2種類の生物を食べているだけで人間のようにあらゆる種類の生物を食べるわけでもなく、余計な殺しもしない。決して「寄生生物=悪」と描いていないところにこの漫画の面白さがあると思います。
「人間とは何か?何のために生まれてきたのか?」という古来より人間が追い求めていたテーマ、環境問題、自然との共生、様々なことを考えさせられる漫画です。時折、人間の捕食シーンや虐殺シーンなどグロテスクな描写がありますが、是非とも多くの人に読んでもらいたい作品です。
★★★★★ (5つで満点)
【詳細データ】
岩明均(著)。1990年1月号~1995年2月号、アフタヌーンで連載。1993年 第17回講談社漫画賞受賞。1996年 第27回星雲賞コミック部門受賞。»詳細はこちら。
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。それは、人間に寄生して脳をのっとり、別の生き物となって日常生活に紛れ込む。肉体をのっとられた部分は「考える筋肉」とでも言うべき特性を帯びていた。高い知性を持ち、刃物や紐などの形に自由に変形し、寄生した個体と同族を捕食の対象とする。捕食の際には寄生体全体が口となる。そのエサは人間。間一髪で脳ののっとりを免れ、しかし右腕に寄生された主人公の高校生・泉新一。その「右腕」・ミギーとともに始める寄生生物=パラサイトとの戦いを描く。(Wikipediaより)
寄生獣は、英訳されアメリカでも出回っています。アメリカのコミックは左開きなので、アメリカ版の寄生獣は全ページ裏焼きにしており、ミギーの名前は左手を表すLeftyに変更されているらしいです。
「日本の歩き方:番外編気力島」の真ん中あたりに紹介されていますが、アメリカ版では、他の登場人物の名前も結構変わってる模様です。
泉新一 → Shinタマラ・ロックフォードってなんじゃそら。
ミギー → Lefty
村野里美 → Sara
田宮良子 → Tamara Rockford
Wikipediaのターミネーター2のエントリを見ると、「ターミネーター2に出てくるT-1000は寄生獣に出てくる寄生生物がモチーフになっていると言われている」とのこと。こんなところまで寄生獣が影響を与えているとはすごい!
作者の岩明均さんもこのことは意識しているようで、「音極道茶室:「寄生獣」をハリウッドの最高傑作に」を見ると、寄生獣完全版2巻にてファンと以下のようなやりとりがあったようです。
投書:
「寄生獣」を映画化してください!
ちなみに岩明さんスイセンのベスト1の映画は何でしょうか?
岩明均(原作者)の返答:
映画というと、それぞれの良さがあってなかなかベスト1に絞れません。ハラハラドキドキの退屈しないのが好きです。最近見た中では「ターミネーター2」。変形するところが「寄生獣」みたいで面白かったです。 将来どっちが先だったか判らなくなって「寄生獣」がこれの真似だと言われたらいやですが。
【ハリウッドで映画化決定】
なんと、寄生獣、ハリウッドで映画化されることが決定しているようです!!
監督は、「THE JUON/呪怨」でメガホンをとった清水崇監督。すでに台本は完成しているようです。
いまから、とても楽しみです!!
映画では登場人物の名前はどうなるのか、舞台はアメリカか日本か、どの辺りのエピソードが映画化されるのか、すごく気になるところです。
早く見たい。
Trackback URL: http://akira-site.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1
コメント
コメントを投稿
トラックバック
寄生獣 from アキラの匁評論(旧)
とても考えさせられる匁。 ある日、空からやってきた正体不明の寄生生物。 高い知能を持ち、刃物等の自由な形に変形できるこれらの寄生生物は、動物に寄生して頭...
同カテゴリ内の記事最新30件
サイト内検索
カテゴリ
最近のエントリ
評価基準
- 最高!
★★★★★ - 凄く面白い
★★★★ - 面白い
★★★ - 面白くない
★★ - 最低!
★


