アキラの報告書:教習所での大型二輪免許取得メモ

教習所に通い、大型二輪免許取得に挑戦、免許を取得できました (2004/5/14-7/7)

レポート

はじめに

かねてより大型二輪免許を取ろうと思いながら、具体的に何もしてきませんでした。このままでは永久に取らないことになりかねないので、一気に大型二輪免許取る事にしました。

取得までの道のり

教習所比較 (2004.5.14)

すでに普通二輪免許を持っており、3年くらいバイクに乗っています。大型二輪免許を取るには以下の方法があると考えられます。

  1. 教習所に通う
  2. 免許試験場で直接試験を受ける

双方にメリット、デメリットはあると考えられますが、せっかくなのでここは気分転換に教習所に通う方法でとることにします。普通二輪免許を所持しており、大型二輪免許を教習所で取得する場合にいくらかかるのか、近所の教習所で比較してみました。

教習所値段
S自動車教習所85900円+3500円(検定)
Iドライビングスクール30000円(申込金)+54000円(教習)+9000円(教材、検定、他)
Sドライビングスクール14000円(入学金)+55200円(教習)+3000円(検定)
税別、別途学割有り
H自動車学院84600円+4000円(検定)
M自動車学園84000円+4000円(検定)+6300(他)
Hスクール76650円(入学、教習、教材、検査)+4200円(検定)

値段はそう劇的に変わるわけでもなさそうです。交通のアクセスと値段を考え、S自動車教習所に通うことにしました。

S自動車教習所:入所手続き (2004.5.24)

S自動車教習所へ行き、入所手続きを行いました。次回の受講は土曜日とのことです。手付金として2万円ほど支払いました。なお、普通二輪免許を取得済みで、大型二輪免許を取得するためには、1段階を最短5時間、2段階を最短7時間で終了し、その後の検定試験に合格すればよいようです。最短で終了できなければ、補講に応じて代金が徴収されるようです。

運転適性テスト (2004.5.29)

運転適性テストを受けてきました。「まわりはスパイだ」、「誰かが陥れようとしている」などの質問に回答していきました。面白いです。結果は次回もらえるとのことでした。

1段階1時限目 (2004.5.29)

1段階の1時間目は、まず、倒れたバイクを起こすところから始まりました。これがかなり大変で、指導員に不安そうな顔をされるものの、なんとか起こしました。同時に受講していた女の人が簡単にバイクを起こしていたので、単に自分に体力がないだけなのかも。いろいろな起こし方を教えてもらいましたが、ハンドルのみを使って起こす起こし方が一番楽でした。その後ようやくバイクに乗車なわけですが、短足なのでバイクに乗ると両足が地面に付かず、すごく不安を感じます。その後、道路に出て、始動、停止の練習です。ほどなくして、外周を回ったり、右折したり、左折したり、指定位置にバイクを止める練習をしましたが、普段からバイクに乗っているためか、難しいとは感じませんでした。

運転適性テスト結果 (2004.6.1)

教習原簿に、前回受けた適性試験の結果がはさまれていました。

動作的特性 心理的特性
注意力:上位35%。周りに気を配っている。
持続力:上位35%。事故を起こしにくいので良い。
慣れの速さ:上位15%。慣れが早い。要領が良い。
判断力:人並み。
安定性:上位35%。動作が安定している。
平静(+1)。短気でない。
無責任(-1)。責任感が不足している。
忍耐力(-2)。我慢強さがない。
社交性(-1)。もっと協調しろ。
積極性(-2)。自ら進んでやれ。
大胆さ(0)。普通。
遵法心(-3)。法律を守れ。
精神的健康(-1)。精神不安定だ。

動作的特性は優れているが、心理的特性に難があるという結果のようです。前回、普通自動二輪免許を取った時とはかなり結果が変わっているように思います。数年後に受けたらまた変わってそうです。

1段階2時限 (2004.6.1)

基本的なコースを走ることになりました。発進、急制動、クランク、8の字、スラローム、平均台、停車の順。大型二輪で必要なスラローム7秒以内、平均台10秒以上というのが難しいですね。特に平均台は気を抜くと落ちてしまいます。今回の教訓は以下の2点です。

  • エンジンブレーキはなるべく使わずブレーキで減速。
  • 教習ではニュートラルを使う必要はない。

1段階3時限目 (2004.6.1)

2時限目と同じコースをひたすら走りました。ネックになるのはスラロームと平均台。途中からは重点的にスラロームと平均台を走りました。教習所の大型二輪はバイクの股の部分が広いので、ニーグリップするととても疲れます。現在のところ、スラロームは6秒から8秒くらいで走行可能、平均台は、12秒から13秒くらいで渡れているようです。今回の教訓は以下の2点です。

  • スラロームはクラッチを使わない。
  • 平均台は体を動かさずハンドルで操作する。

1段階4時限目 (2004.6.2)

前回のコースをひたすら回りました。その後、新たに坂道発進と、波状路の練習です。両方とも楽勝でした。なお、どうやら、自分に変な癖があるようで、急制動の際に、後輪ブレーキを強くかけすぎているようです。普段バイクに乗ってる時に、よく後輪がすべることがあるのですが、あれって後輪がロックしてたのかな。前輪のブレーキは強めに、後輪のブレーキは弱めにかけるのが良いといわれました。試験でロックが起これば検定中止なので気をつけないといけないですね。今回の教訓は以下の1点です。

  • 急制動では前輪ブレーキは強め、後輪ブレーキは弱めに。

1段階5時限目:みきわめ (2004.6.2)

スラロームはほとんどの場合で7秒以内にクリアできるようになりました。平均台は落ちることもありますが、だいたい10秒以上で渡れています。急制動は、ブレーキを気にしすぎているせいか、結構ぎりぎりの距離です。教習終了後は、「次回から2段階」と言われました。1段階は最短でクリアです。

2段階1時限目 (2004.6.9)

2パターンある外周コースを周りました。ネプチューンの原田泰三に似た話し易い指導員でした。この時間はコースを覚えるのが目標らしいのですが、それほど難しいコースでもないので、一度で覚えきれました。

2段階2時限目 (2004.6.9)

また、コースを回り続けました。教習所内の走行方法は、明らかに確認しなくてもよいような場面でもきちんと首を振って確認、右左折はかなりの徐行、極端に道の左側/右側を走行、と、普段の走行方法と異なるので結構疲れます。今回の教訓は以下の1点です。

  • 右左折は徐行。

2段階3時限目 (2004.6.11)

夜+雨の中、主に急制動の練習でした。また、回避の練習を数回しました。夜+雨のため、前が見えずかなり疲れました。

2段階4時限目 (2004.6.11)

引き続きひたすら外コース+内コースの練習をしました。

2段階5時限目:シミュレータ (2004.6.16)

シミュレータ教習の日です。ゲームセンターにあるようなバイクの模型にまたがり、とても面白いです。前方のスクリーンには、景色とミラーが映し出されており、事故がおきやすい設定の市街地と高速道路の2コースを走りました。市街地の走行は特に問題なく走行完了できたのですが、高速道路の走行では、操作ミスで壁にぶつかったり、急な車線変更で車にぶつかったり、路上に落ちている変なものに乗り上げてクラッシュしたり、事故続出でした。実際の運転と雰囲気が違うものの、勉強になるし、面白いです。また、ゲーム機としても楽しめました。

2段階6時限目 (2004.6.18)

砂地の上の走行、不連続スラローム、Uターンなど、検定項目にはない項目の練習でした。連続スラロームとUターンが結構難しかったです。バイクが大きいため小回りが必要な動作は意外と難しいですね。

2段階7時限目:みきわめ (2004.6.18)

ひたすらコースを走行。特に問題なしでした。

卒業検定 (2004.6.24)

受験者6人中、1番目でした。1時間ほど説明を聞いた後、検定開始。スラロームまで余裕でクリアするが、平均台の手前で急に手足が震えだし、緊張のあまり、平均台の途中で落ちてしまいました。即検定中止です。ショック・・・。一応最後まで走らせてくれましたが、他は特に問題なくクリア。やや自信があっただけにショックが大きいです。今回の教訓は以下の1点です。

  • 交差点に入る前に徐行。
  • 平均台は減点を計算し渡る。

補習 (2004.6.29)

補習でした。好きなように走っていいということだったので、スラローム+平均台を主に練習。平均台は10秒以上ということを気にしなければ、あまり落ちないことに気づきました。落ちてしまうと検定中止ですが、多少早く渡っても減点で済む、ということはあまり秒数を気にせずに渡ることに専念した方がよさそうです。

卒業検定 (2004.7.1)

受験者3人中、1番目でした。前回と同じく説明の後、検定開始。前回よりも緊張し、検定のはじめから終わりまで足と手が震えてました。あがり症です。終始緊張状態で、平均台では、落ちたら嫌なので恐ろしく早く走ってしまいました。検定終了後は、30分ほど待たされ、合格発表が行われました。発表前から、指導員が書類を3通持っているので、全員合格はばればれ。めでたく合格です。その後、卒業証明書も取得。これで、長い教習所生活が終わりました。

免許試験場 (2004.7.6)

あとは免許を取りに行くだけです。8時ごろ出発したら余裕で免許試験場に間に合うだろうと思っていたら、通勤ラッシュで免許試験場に着いたのが10時過ぎ。受付で9時半までに来てくださいと一蹴されました。汗と涙でヘルメットを濡らしながら、帰路につきました。

免許試験場2nd (2004.7.7)

同じく8時ごろ出発。今回は高速道路を使って免許試験場へ行きました。途中、道に迷って焦りましたが、9時20分頃に免許試験場に到着し、なんとか間に合いました。最大の難関の視力検査では、前の前の人、前の人の履歴から出現パターンを予測することで対応。「上、右、左」で正解でした。いや、ちゃんと見えてましたよ。10時20分頃から講習でした。古い免許を記念に貰いたかったんですが、有効期限の重なる免許を2つ発行できないとの理由から、断られました。残念です。講習後、しばらく待たされてから、免許用の写真撮影が始まりました。担当の人がせっかちで、心の準備をする前に写真を取られれショックな限りでした。

写真撮影後は、また窓口に行き、免許交付手数料1750円を払いました。同時に、交通安全協会への加入を勧められました。入る気はなかったのですが、前回の支払い分を差し引いて500円で良いといわれ、ついつい払ってしまいました。ちなみに見ている限り、払っている人はほとんどいなかったです。

その後しばらくまって、やっと免許の交付が始まりました。晴れて免許を貰うものの、心の準備ができないまま撮られたその写真はまるで犯罪者のようで、あと5年間この免許だと言うことを考えるとやや心が沈みました。写真撮る人せっかちなんだよ・・。ともあれ、これで長かった大型二輪免許取得計画は終わりです。感無量です。

免許取得

コストに対する考察

免許取得に要したお金、時間を以下に示します。なお、要した時間には教習所への往復に要した時間1時間を含んでいます。

日付支払った金額 [円]要した時間 [時間]
5/151
5/2420,000 (基本料金)3
5/2965,900 (基本料金)3
6/13
6/23
6/93
6/113
6/162
6/183,500 (検定代)3
6/244,000 (教習代)2.5
6/293,500 (検定代)2
7/13.5
7/65
7/61,850 (有料道路代)
3,800 (免許交付累計)
500 (安全協会)
5
合計103,05042

免許取得までに、合計100,000円強のお金と42時間の時間を費やしました。仮に、免許試験場で直接試験を受けていて、10回で合格したと仮定すればかかるコストは、時間:5時間×10=50時間、費用:5000円×10=50000円 (ガソリン代など雑費は除く)であり、費用は半分で済むことになります。しかしながら、教習所で免許を取ることには、免許試験場で直接試験を受ける場合に比べ、以下のメリットがあります。

  • 砂地走行、不連続パイロン、緊急回避、Uターン、など試験にはない内容の教習があり、運転技術が向上する。
  • 運転に関して、指導員からアドバイスが得られるため、運転技術だけでなく、運転に関する知識が向上する。
  • シミュレータ教習などにより、事故につながり易い状況を体験することができ、将来の事故予防につながる。

上記の点だけでも、教習所に行くことに十分意義はあるかなと思います。資格だけにこだわるのであれば、免許試験場で免許を取得するほうが安くつく可能性は高いです。また、上記のメリットに関しては、免許取得後に独力で学んでいくこともできます。ただ、事故の可能性についても考えると、教習所に行って教えてもらうことはそれなりに意味があるといったところでしょうか。

おわりに

2ヶ月強かけて、教習所に通うことで大型二輪免許を取得しました。今後、他の免許についても、機会があれば挑戦していきたいです。

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