アキラの放浪記:しまなみ海道サイクリング縦断
放浪記
データ
| 日程 | 2006年1月7日(土)~ 1月9日(月)、2泊3日、1人 |
|---|---|
| 行先 | 広島県、愛媛県、香川県 |
| 費用 | 計 約21000円 - 食事代:5000円 - 交通費:7440円 (18切符×2 4600円、レンタサイクル 1500円、他 1340円) - 宿泊費:7300円 (1日目 3800円、2日目 3500円) - 観光費:1100円 |
2006年1月7日(土)
出発

かき丼セット

福山城
映画「男たちの大和」のロケセットが尾道にあり今年の3月末まで公開しているという情報を入手、また、以前からしまなみ海道を自転車で渡ってみたいという思いがありました。丁度今の時期だと青春18切符が使えるので、これを使えば比較的安く行けるのではないかと思い立ち、3連休に行くことにしました。残念ながら同行する人もおらずいつもながらの一人旅行です。前日に必要最小限のことだけ調査し、当日は9時に出発しました。
着替えと旅行中に読む本をカバンに詰め込み出発です。おおまかな旅行のプランは今日中に尾道に行って、明日はしまなみ海道を渡って今治で宿泊、明後日は大阪に帰るというものです。9時半ごろにJR最寄駅にて青春18切符を購入、ひたすら電車に揺れれ12時半頃に岡山駅に到着しました。電車の乗り継ぎの合間に「るるぶ 尾道 今治 しまなみ海道」を購入し、情報収集です。呉まで行って「大和ミュージアム」に行くのも面白そうなのですが、どうも呉まで行くには時間的に厳しそうです。でも、尾道に一直線に行くと時間が余りそうなので、途中の福山駅で下車し、福山城を見ることにしました。
1時半頃に福山駅で下車し、駅周辺の店で「かき丼セット」を食べる。可も不可もなくといったところかな・・。その後、福山城を鑑賞しました。どうも鉄筋コンクリート作りの天守閣だとありがたみが薄れてしまいます・・。尾道での予定がつかえているため、福山城はざっと鑑賞するにとどめました。
男たちの大和ロケセット

駅前渡船

無料バス

大和ロケセット1

大和ロケセット2

大和ロケセット3

大和ロケセット4
さらに電車に乗り、尾道駅で下車しました。今日の電車での旅はここまでです。さっそく駅前渡船(100円)に乗り、日立造船向島西工場内にある「男たちの大和ロケセット」へ向かいました。なお、入り口からロケセットまでは写真のように無料バスが運行されています。6億円かけて全長263メートルのうち190メートルを実物大で再現しているということで、当時の国家予算の3%をかけて作られたと言われる実物の戦艦大和にはかなわないまでもかなり再現されているのではとほのかに期待が高まります。
バスに揺られロケセットに着くと、まずは大和の船首部分に誘導されて写真を撮られます。菊の紋章が映る船首部分で制帽敬礼姿の写真を撮り、それをその後1000円で売るという商売です。こういう商売ってどこでもありますよね。潤沢な資産があれば買っても良いんですがそうでもないので、結局手持ちのカメラで撮ってもらうだけにしました。
写真撮影部分を通り過ぎたところにチケット購入場所があり、チケットを購入、大和のロケセット部分へ向かいました。大和の艦上に上がったとたん、何か違和感が・・高さと輝きが足りない・・・。どうやら上部は一部分しか再現されていないようで、映画ではCGで合成されていたようです。あと、セットは全部木で出来ており(多分)、鉄の重量感があまり伝わってきませんでした。それなりには凄いセットだったんですが、期待しすぎてたみたいです。なお、横にあった資料館は結構面白かったです。
旅館探し、尾道城、尾道ラーメン

旅館佐藤1

旅館佐藤2

尾道城1

尾道城2

クレーン

ネギラーメン
尾道駅付近と向島を結ぶ船には駅前渡船(旅客)と福本渡船(旅客+車両)の2つがあり、帰りは福本渡船(60円)で帰りました。ついでに、明日、しまなみ海道を渡る時のためにレンタサイクルの受付場所を確認しておきました。自転車を借りれる場所はいくつかあるのですが、朝早くから空いておりアクセスの良い場所は福本渡船近くにあるようなので明日はここで借りる予定です。
船に揺られ尾道駅に到着後は、観光案内所で明日使用するクーポン類や地図などの情報を収集です。また、周辺のホテル情報も調査し、一番安かった「旅館佐藤」(3800円)に泊まることにしました。食事屋の2階より上を宿泊施設にしているタイプの旅館でした。結構古そうなたたずまいです。どうやらこの3連休は結構人が泊まってるらしく、宿の人によると20人くらい泊まってるといってました。ロケセットの効果かな?
旅館を確保後は周辺を散策しました。駅付近から見える山頂にある城が気になったので、やたら小さく急斜面な小道をかき分けながらひたすら山を登っていくと「尾道城」というものを発見しました。どうやら近年になって作られた城の模様です。天主台よりも天守閣が大きくて少しはみだしていました。この城、どの地図にも載っていないしどういうことかな?と思っていたのですが、(観光用に作ったものの)廃城になったようです。せっかく目立つところにあるのにもったいないですね。
その後、クレーンのライトアップを見ながら、喰海という店で尾道ラーメンを食べました。ネギかけ放題のネギラーメンを頼んだのですが、かなりあっさりしたラーメンでした。食後は旅館に戻り、9時頃に就寝しました。
2006年1月8日(日)
尾道 ~ 向島 ~ 岩子島 ~ 因島

相棒の自転車

厳島神社 鳥居1

厳島神社 鳥居2

因島大橋(自転車道)

因島大橋(外観)

料金所

自転車道・看板

自転車道・表示
朝6時半に起床。風邪をひいたのか少し頭と喉が痛いものの7時に宿を出発しました。福本渡船に乗り、7時過ぎに向島の福本渡船受付にて自転車を借りました。好きなのを選んで来いと言われたものの選択肢はママチャリしかなく、仕方なく一番綺麗そうなのを選びました。借り賃は500円/日で乗り捨てる場合は1000円が必要のようです。今治まで乗るつもりだったので計1500円也。レンタサイクルは安いですね。
まずは少し寄り道して向島から岩子島にある厳島神社へ向かいました。映画「男たちの大和」の中で出て来た場所で、結構綺麗かったので気になっていた場所です。地図ではすぐのところにあるのですが自転車だと結構遠かったです。苦労してやっと到達するが・・・ゴミが散乱して汚い場所でした。
岩子島から向島に戻り、因島大橋(自転車通行料50円)を渡って、9時頃に因島に着きました。まだしまなみ海道の2番目の島。なかなか道のりは長いです。因島大橋の自転車道は自動車道の下に作られていました。なお、各橋とも料金所は写真のように賽銭箱のようなものが置かれているだけでした。ちなみに歩行者は無料のようです。
サイクリングロードには写真のように要所要所で看板や道路上の表示があるので指示通りに進めば迷うことはないです。ただ、冬場という季節からか思ったより自転車で移動している人はいませんでした。なお、挨拶をしても返してくれる人は小数でした。あまり挨拶をしない人が多いのか、疲れて死にそうな顔をしているひとり身の男だから声をかけずらかったのか・・。
因島 ~ 生口島 ~ 大三島

因島水軍城1

因島水軍城2

生口橋1

生口橋2

多田羅大橋

多田羅 鳴き龍

昼食

甘崎城跡
因島の中央あたりに因島水軍城があり、10時頃に立ち寄りました。昭和58年に築城された全国でただ一つの水軍城らしいです。新しいですね。将来、尾道城みたいにならなければいいんですが・・。なお、隣に併設されている「船の資料館」には船の模型がたくさん陳列されていたのですが、その中のひとつに「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルが説明付き堂々と陳列されていました。他に置く船の模型が無かったのかな。
11時20分頃に生口橋(自転車通行料50円)を渡り、因島から生口島へ。生口島では耕三寺や平山郁夫美術館が有名なのですが、そこに立ち寄るよりも短い経路があるわけです。遠回りまでして行きたいかというとそれだけの元気もないし、第一、数年前に行ったことがあるので、立ち寄るのは諦め、生口島は通り過ぎるだけにしました。多くの場所を安く周ろうと思ったらレンタル原チャの方がいいかもしれません。
多田羅大橋(自転車通行料100円)を渡り、12時半頃に大三島に到着しました。多田羅大橋の途中には「鳴き龍」というポイントがあり、そこで手を叩くと天井と床の間で共鳴し、多重反射音が聞こえます。日光東照宮や京都相国寺の天井に描かれた龍に向かって手を叩くとあたかも龍が鳴いているように感じることから「鳴き龍」と呼ばれるようになったようです。多田羅大橋のそのポイントには柏木が置いてあり、思う存分鳴らしてきました。
大三島には大山祇神社など有名なスポットがあるのですが、これまた自転車だとかなり遠回りになるので正直しんどいわけです。すっぱり諦めて最短経路で大三島を渡ることにしました。また、ちょうど昼過ぎなので道の駅・多田羅しまなみ公園にて昼食を食べました。こういうところで食べると意外と高くつきますね。なお、大三島を抜ける道中、甘崎城跡を遠めに観賞しました。道路上から見える島がそれです。日本最古(671年築城)の水軍城らしく、大潮時には岸から歩いて渡れることもあるらしいのですが、今回は渡れずじまいです。ぱっと見る分にはただの島にしか見えませんでした。
大三島 ~ 伯方島 ~ 大島 ~ 四国

大三島橋

伯方・大島大橋

来島海峡大橋1

来島海峡大橋2
2時頃に大三島橋(自転車通行料50円)を渡り、大三島から伯方島に渡りました。伯方島も最短経路で抜けるのみです。自転車に乗っているためお尻が痛すぎて、遠回りなどする気にはなれないです。
さらに伯方・大島大橋(自転車通行料50円)を通り大島へ。同じくこの島も通り過ぎるのみです。レンタサイクルの返却施設の閉館時間が5時になっていたので少し急ぎ気味というのもありますが。
時間を気にしながら来島海峡大橋(自転車通行料200円)を渡り今治を目指します。この橋長すぎ!!。しかも橋って途中まで若干上り坂になっているのでしんどいです。まあ、逆に半分過ぎるとあとは下り坂なので楽なのですが。かなりへとへとになり、16時45分に今治側、レンタサイクル返却場所の「サンライズ糸山」に到着し、自転車の返却手続きに入りました。どうも係の人の話だと、返却するだけなら、もっと遅くまで、また、いろいろな返却場所があるらしいです。ただ、もうこれ以上自転車に乗りたくないのでここで返却することにしました。また、聞いてみると施設によってはママチャリ以外にもマウンテンバイクなどの自転車が選べたみたいです。マウンテンバイクならどれだけ楽だったことか・・。
宿泊場所を決めてなかったので、サンライズ糸山にて今治市内のホテルの情報を収集、一番安かった「ホテル村上」(3500円)というところに電話し、宿泊することにしました。。なお、今いる場所は今治駅から1駅離れたところなのでホテルにはすぐにつくだろうと思っていたのですが、後述するようにそれは甘い考えだったようです。ちなみにこの「サンライズ糸山」というところでも結構安く宿泊できるみたいです。
はしはま駅、ホテル着

時刻表

ホテル村上
20~30分に1本は走っているだろうと安易な気持ちで最寄り駅の「はしはま駅」へ向かったのですが、どうやらこの時間帯は1時間に1本で、電車は発車したばかりの模様です。1時間待ちですか・・・。6時半頃にようやく電車が来たのですが、ドアはボタンを押さないと開かないし、切符は電車の中で購入するみたいだし、改札は自動化されていないし、何かとカルチャーショックでした。JRの改札って日本全国全部自動化されているのかと思ってたんですが、かなり甘い考えでした。
結局、19時頃にホテル村上に到着しました。なお、ホテルの前を見たら「レンタサイクル返却場所」と衝撃の文字が。。。どうやら市内の宿泊施設はだいたいレンタサイクルの返却場所を兼ねているようです。あらかじめ知ってたら、17時半ごろにはホテルに着けたし、今治市内を自転車で観光できたのに。調査不足でした。
今治城

今治城1

今治城2
夜は今治城を見に行きましたが、ライトアップされていて綺麗でした。その後、スーパーにて夕食の買出しに行ったのですが、何かと物価が安かったです。先月の沖縄旅行でも感じましたが、地方の物価って安いですよねえ。普段、コンビニで食べ物を買ってるのが馬鹿らしくなってしまいます。ホテルに到着後は、夕食をとり、9時ごろに就寝です。一人旅行だと早寝になります。
2006年1月9日(月)
出発 ~ 高松

うどん1

うどん2

高松城1

高松城2
7時半に起床しました。今日は大阪に帰るのみ。ついでに高松によってうどんを食べようと考えつつ、8時過ぎにホテルを出発、今治駅へ。この時間帯は30分に1本の割合で運行しているようで、9時発の電車で今治を後にしました。その後、ひたすらのどかな風景を横に電車の中で、読書したり考えを思い巡らしたり、人があまり乗っていないので結構ゆったりすごしました。そうこうしているうちに12時半ごろに高松駅に到着です。今治から普通電車で3時間半、結構かかりますね。
早速、観光案内所で地図やクーポン類を手に入れ、周囲を散策しました。結構人が入っていた「うどん市場」という店で「ぶっかけ肉玉うどん」を食べたのですが、これがなかなかおいしかったです。讃岐うどんはおいしいですね。
うどんを食べた後は高松城を散策です。3大水城のひとつで、堀を流れている水はすべて海水。ふつう、城の堀の魚というと鯉などを思い浮かべるのですが、ここでは堀の中を鯛や鱸が泳いでいてとても面白いです。
さらに、観光案内所で貰った高松市の案内MAPに書かれていた「鬼が島」に行こうと思い、船着場へ行きました。船は1時間に1本くらいはあるのでは?と安易に考えてたのですが、いざ時刻表を見ると10時発、13時発、16時発・・・と3時間に1本の割合でした。到着した時刻は13時半、さすがに16時まで待っていたら自宅に到着するのがかなり遅くなってしまう上、下手したら鬼が島に取り残されかねないので、泣く泣く諦めることにしました。高松に着いた時に電話で時刻を確認してからスケジュールを立てれば良かったですね。今後は、勝手に予想せずに電車や船の時刻表をあらかじめ確認する癖をつけようと心に刻み付けました。
その後、14時13分発の電車に乗り、高松から岡山、大阪へ帰宅しました。3時間半程度で青春18切符で大阪から高松まで行けるんですよね。また機会があれば行ってみようと思います。
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